任意保険の一種に車両保険があります。車両保険とは、自分の車と他人の車の相互間の事故、自分の車の単独事故、そのほかの車への損害を補償するための保険です。
車両保険により、交通事故のほかにも、風水害などの自然災害による車両の損害、車上荒らしや車両盗難なども補填されます。
車両保険にもいろいろあり、「一般車両保険」ではほとんどの損害は保障されますが、「エコノミー」契約では盗難は保障されません。
車両のガラスを割られて車内の物品を盗まれたり、キーシリンダーを壊された場合、ガラスとキーシリンダーは車両保険で保障されます。
ただし、車内においておいた物品や自動車に固定されていない付属品(カーナビなど)は、車両保険では保障されません。また、車両は無事でタイヤだけが盗難にあった場合、タイヤの費用は保障されません。
最近では、RV車、高級乗用車、ミニバンなどが盗難にあいやすい車種です。また、高級車を中心にイモビライザ(専用の電子キー以外ではエンジンの始動ができない自動車盗難防止システム)の装着が進んだため、イモビライザ装着車を避け、中級以下の車(200万円以下)や中古車(初度登録から5年以上経過した車)が特に狙われやすくなっています。
車が盗難にあった場合、「エコノミー」契約などでなければ、保険金が支払われます。
保険金は、設定した保険金額の範囲内で支払われます。保険金額は、それぞれの車の型式と年式に応じて車輌標準価格表(損保協会発行)に準じて設定されます。高級車ほど、保険料が高くなります。
車両保険には、通常、盗難代車費用担保特約や車両盗難不担保特約が付いています 。
4輪車両と異なり、バイクは盗難に遭う確率が非常に高いため、バイクの盗難は車両保険では保障されません。しかし、バイク盗難保険に加入していれば保障されます。