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赤外線アクティブセンサーとパッシブセンサー

防犯赤外線センサーにはアクティブセンサー(能動型センサー)とパッシブセンサー(受動型センサー)があります。単に「赤外線センサー」という場合は、アクティブセンサーをさすことが多いようです。

アクティブセンサーとパッシブセンサーの名前の違いは、動作原理の違いからきています。

●動作原理

赤外線アクティブセンサーは、赤外線ビームを発射(投光)する発光部と、そのビームを受信する受光部から成り立っています。発射されたビームは物体に当たって反射して受光部に届いたり、あるいは、物体にさえぎられて受光部に届かなくなったりします。受光部は、このときの赤外線の量の変化を調べ、それにより、物体の存在を認識します。このタイプのセンサーは、自らビームを発射するため、「アクティブ(能動)」センサーと呼ばれるのです。

それに対して、赤外線パッシブセンサーは、赤外線ビームを発射しません。人体からは常に微弱な赤外線が放出されていますが、パッシブセンサーその赤外線を受信して、人体を検出します。このタイプのセンサーは、自分自身は赤外線を発射しないため、「パッシブ(受動)」センサーと呼ばれます。

●検出対象

アクティブセンサーは、赤外線ビームを反射したりさえぎったりする物体すべてに反応します。そのため、人体だけでなく、猫などの小動物、落ち葉、自動車などにも反応します。

それに対して、パッシブセンサーは、人体の体温(表面の温度)に反応するように作られています。そのため、小動物、落ち葉、自動車にはあまり反応しません。

しかし、実際に販売されている製品は、アクティブセンサーであっても、誤認識が起こりにくいように設計・製作されています。

●利用場所

アクティブセンサーは、通常、玄関ドアの前、庭、勝手口、風呂の前、駐車場の前などに設置します。アクティブセンサーは、人や車両がセンサーの監視領域内に入ってきたとき反応して、ライトをつけたりアラームを鳴らしたりします。

これに対して、パッシブセンサーは、通常室内に設置します。パッシブセンサーは、人体から放出される微量の赤外線を感知して、人が監視領域内にいるかどうか判断し、ライトを点灯させたりアラーム音を発生させます。

このように、アクティブセンサーとパッシブセンサーは、利用の目的が違います。それぞれ、用途に合わせて選択・設置する必要があります。

●まとめ


  アクティブセンサー パッシブセンサー
動作原理 赤外線ビームを発射し、そのビームを反射したりさえぎったりした物体を検出する。 人体表面から放出する赤外線を受信し、人を検出する。
検出対象 ビームを反射したりさえぎったりする物体すべて 人体
利用場所 常、玄関ドアの前、庭、勝手口、風呂の前、駐車場の前など 室内、廊下



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